頭皮の匂いの意外な原因と消す対策とケア

梅雨時の蒸し暑さで、ジワ～っと汗もかきやすくなってきやすい季節です。

頭皮も汗や皮脂の分泌が活発になり、どうしても気になるのが「体臭」です。

その中でも今日は「頭皮の匂い」に関してお話します。

頭皮の匂いの意外な原因

頭皮の匂いの原因は、汗や皮脂、ホルモンバランスの乱れ、シャンプーやリンス、整髪料の洗い残し、香辛料やアルコールの過剰摂取などがよく聞かれます。

実は、他にも匂いの原因となる意外な事があります。

1.睡眠不足

睡眠不足が続くと、頭皮の保護機能が低下して水分の蒸発が多くなり、頭皮の一番外側の角質層のキメが悪化するのです。

頭皮の潤いがなくなるので、フケが出て、頭皮を守るために、皮脂の過剰分泌が起こります。

フケや皮脂は雑菌の餌になってしまい、雑菌が大量発生して匂いのもととなってしまうのです。

2.紫外線

頭は顔の約３倍もの紫外線を浴びています。

紫外線により、頭皮は保護のために皮脂を分泌させます。

また紫外線は活性酸素を発生させ、皮脂の中に含まれる不飽和脂肪酸と結びついて酸化していきます。

すると加齢臭の原因の一つと言われる「ノネナール」が生まれてしまうのです。

ノネナール成分は人間誰でも持っているのですが、ホルモンの働きが活発な２０代までは影響は少なく、加齢により４０代前後から匂いに影響してきます。

2-ノネナール（2-Nonenal）は、不飽和アルデヒドの一種であり、油臭くて青臭いニオイを有する。熟成したビール[1]とソバ[2]の重要な芳香成分であり、オリス（ニオイアヤメ）、脂肪そしてキュウリの知覚概念である[3]。資生堂リサーチセンターの土師信一郎らによってヒトの体臭中にも存在することが見出され、加齢臭との関連が研究されている。

ノネナールとは（Wikipedia）

対策としては、汗をかいたらそのまま放置しないで、こまめに頭皮をふいてあげることです。

 

3.シャンプーで洗いすぎ

またシャンプーのしすぎや、洗浄力の強すぎるシャンプー剤の使用は避けましょう。

シャンプー前に十分にブラッシングをします。

ブラッシングをすることで、頭皮についたホコリや汚れを落としやすい状態にしてくれます。

また、髪の毛の絡まりの取れるので、傷みにくくなります。

オススメのパドルブラシ（Orienex クッションブラシ）

さらに、シャンプー前の予洗いがオススメです。

ぬるま湯でじっくり、ほこりや汗を洗い流し、頭皮をしっかり濡らしてからシャンプーしましょう。

想像しているよりもしっかりぬるま湯で流すと、想いのほか、シャンプーは少量ですみます。

一度予洗いしているのでシャンプーの量の少なくてすみ、髪の毛への負担も軽減します。

シャンプー剤は少ない量で洗った方が、頭皮に負担をかけないのです。

またシャンプー剤を直接頭皮にかけないで、一旦手のひらで泡にしてから、毛髪にシャンプーをつけることをオススメします。

頭皮は毛穴が大きいので、けい皮吸収しやすいのです。

洗浄力の強いシャンプーは、体に悪い成分も入っている場合もあります。

体の中で分解されないで排出されず、内臓に溜まっていき、体調を崩すケースもあります。

4.シャンプーの後、濡れたままにする

濡れた髪を、そのまま自然乾燥にすると、細菌が増殖して匂いの原因になります。

特に、地肌が湿っていたり、おでこから頭の中央、後頭部にかけて、脂が出やすいゾーンになります。

タオルドライした後に、ドライヤーで髪の毛に摩擦が起きないように、ドライヤー本体の口を左右に動かしながら乾かしていきます。

ドライヤーは１０センチ以上離して、同じ場所ばかりにあてないことです。

温風と冷風を交互に、最後は冷風でひき締めます。

冷風を髪にあてるとツヤが出やすくなります。

オススメドライヤー・ヘアビューザー

スタジオラムズ販売中です（特典あり！）
お問い合わせはこちらをクリック

自分への、愛情と少しの手間が、自信を作る

頭皮の匂いはじぶんでは、気づきにくいですが、ふとすれ違った時や、顔を近づけた時に、匂ってくることがあります。

梅雨の季節は、どうしても湿気が多いので、余計に気になってしまいます。

このように、自分を労わるために、「少しの手間」をかけることを習慣にすることで、気になっていたことが改善できます。

毎日少しの手間を続けていると、ある日ふと触った自分の髪の毛の調子がよくなったのを感じ、嬉しくなるものです。

そして、自分自身に気になることがなければ、自信に繋がります。

自分を大切にすることが、すべてのケアなのかもしれませんね。

 

お知らせ