カッコイイグレーヘアのおばあちゃんになりたいけどもう少し踏ん張る！

季節の変わり目である９月は急に気温が下がり、自律神経のバランスを崩しやすく、代謝も落ちて血流が悪くなります。血行不良は髪や毛根へ栄養が行き届かなくて、特に白髪の増えやすい時期です。

８７才現役で１０代の頃ダリの絵画のモデルにもなったモデルの「カルメン・デロリフィチェ」や

「トリヰユキ」のように、髪の毛がほぼ真っ白やグレーカラーだとカッコイイのですが、

染めなくても美意識的に美しいグレーヘアへのその過程は、イヤー、きっと大変（><;)

工夫と忍耐ですよね。

私も白髪染めのカラリングしてひと月もたたずに、根本のシマシマが気になってきてしまいます。

美容師さんに「グレーカラーになるまでカラリングの過程はどうしたらいいのか？」と言う質問に

「短めのショートにする」

「全体にハイライトカラーを入れて、ごまかす」

などのアドバイスをして下さるけど、

実際、ショート過ぎても似合わない人もいるし、ハイライトのカラリングは、時間もお金もかかるし、そう毎回やるのもね～。

あとは「ウィッグ」か「帽子」か？

ウィッグは部分ウィッグなどもあるし手頃かもしれないですね。

この際、帽子を楽しむのもいいかも！？

 

でも！

でも！！

できるだけ長く、自力で黒い髪を保ちたいですよね。

だって白髪になるってことは、他の体にも老化として影響しているサインですから。

 

白髪になるメカニズム

もともと髪の毛は、毛根の時点で白いのです。

そこに瞬時にメラノサイトが黒い色素を埋めていくため、髪が黒くなるのです。つまり、髪の毛そのものを作る工場（毛母細胞）と、その髪の毛に色を付ける工場（色素細胞）は別物なのです。このうち色素細胞だけが弱り、色素を作れなくなると白髪となって生えてくるわけです。

詳しく説明しますね。

白髪は男性ホルモンが影響していないので男女、ほぼ均等に起こります。

毛周期(毛の生え変わりのサイクル)があるのですが、成長によって変化します。

14才、15才くらいの思春期から長くなり、20代後半から毛周期は短くなっていきます。

オーバー40になると極端に短くなって、まだ細くて短い状態なのに抜けてしまいます。（悲）

この毛周期の成長が終わるころになると、毛母細胞も消滅していくので髪の毛の成長が止まってしまいます。

それにともなって毛球部にあるメラノサイトの働きが弱まり、メラニンの産生が止まります。それに伴って一部のメラノサイトは消滅しますが、次の毛周期が始まると、メラノサイトは再び活性化されてメラニンを作り始めるのです。

しかし、年を取ると、活性化がうまくいかなくて、再びメラノサイトが作れなくなって白髪になってしまうのです。

白髪は無理に絶対抜かないで

よく、とても明るくて行動的な50代60代の人に久しぶりに会ったら

「髪の毛が黒くなった～！」と言うことがあります。

毛根が残っている白髪は、メラノサイトが働く条件がそろえば、白髪は再び黒くなるのです！

それが若返りホルモンや恋愛ホルモンがドーッと分泌されたのか！？

筋肉トレーニングで体が若返ったのか？

栄養がバッチリなのか？

ストレスフリーになったのか？などなど。

色々な要因が重なって、メラノサイトの復活が起こります。

ですので、「白髪ヤダ－！」

と思っても決して抜いてはいけません。

可能性を自らダメにしてしまうのは、残念！ですものね。

日々の心掛けでメラノサイトを活性化する頭のツボ

血流をよくするには頭皮のマッサージをすると、頭皮や毛髪によいのはわかっていますが「マッサージは面倒」と思うなら頭皮のツボ押しだけでもメラノサイト活性化の効果が期待できます。

簡単だと、続けられます。

続けることで効果が出てきます。

二つのツボを朝晩押すだけ。ご紹介します。

①百会(ひゃくえ)。両耳の上を結んだ線の真ん中、頭頂部の少し凹んだ部分です。身体の全ての気が集まると言われるほど、白髪、抜け毛、頭痛、不眠症、ストレス緩和、自律神経を整えるなど幅広い効果があると言われています。

②正営(しょうえい)。正面を向いた黒目の上から前髪の生え際から約7.5㎝上の部分です。白髪や抜け毛、偏頭痛などに効果が期待できます。

どちらのツボも指で３秒位、息を吐きながら心地よい強さで押します。それを毎日朝晩、数回繰り返します。

このくらいならできるでしょ！？

 

白髪が素敵な感じになってくるのを楽しみに！！

でも、それは少し先のばしにしよーって思った方が、その間、女を磨けますものね。

将来のお手本は「カルメン・デロリフィチェ」や「トリイユキ」。

年を取るのも悪くないな、なんて。思ってしまいました。

目指そう！派手なおばあちゃん（笑）

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